50日線と200日線はどう使う?僕がこの2本を重視している理由

投資

株のチャートを見始めた頃、移動平均線って何本あるんだと思いました。

5日、20日、25日、50日、75日、100日、200日……。

さらにSMAやEMAまで出てきます。

最初は「結局、どれを見ればいいんだ?」となります(笑)

僕もMACDやRSI、ボリンジャーバンドなど、いろいろなテクニカル指標を使ってきました。

でも今、移動平均線で基本的に見ているのは、

50日単純移動平均線(50日SMA)
200日単純移動平均線(200日SMA)

この2本です。

理由は、複雑な分析ができるからではありません。

むしろ逆で、50日線と200日線は多くの市場参加者から注目される代表的な移動平均線だからです。

僕はテクニカル分析を「未来の株価を当てるもの」とは考えていません。

他の投資家がどのあたりを意識しているのかを見るための、一つの目安として使っています。

そして、もう一つ大事なことがあります。

僕は50日線にタッチしたからという理由だけで、その株を買うことはありません。

まず見るのは決算です。

決算が良くて「この会社は持ちたい」と思った銘柄が、その後に押してきたとき。

そこで初めて50日線や200日線を見ます。

この記事では、50日線と200日線がどういうものなのか、そして僕が実際の売買でどう使っているのかを書いてみます。

50日線と200日線って、そもそも何?

移動平均線は、一定期間の株価の平均値をつないだ線です。

僕が使っているSMA(単純移動平均線)なら、

50日SMA=直近50営業日の終値の平均
200日SMA=直近200営業日の終値の平均

をつないだものです。

ざっくり言えば、

50日線は中期的な株価の流れを見る線。
200日線は、もっと長期的な株価の流れを見る線。

として使われます。

たとえば株価が50日線や200日線より上で推移していれば上昇基調、下にあれば弱い状態を判断する一つの材料になります。

ただし、線に触れたら必ず反発するとか、線を割ったら必ず下がるというものではありません。

移動平均線はあくまで過去の株価から計算されたものです。

僕も「50日線に来た!買い!」とは考えていません(笑)

それでもこの2本を表示しているのには理由があります。

なぜ50日線と200日線を見るのか?

移動平均線にはいろいろな期間があります。

その中で僕が50日線と200日線を見ている理由の一つは、この2本が市場で広く使われている代表的な移動平均線だからです。

50日線は中期、200日線は長期のトレンドを見る目安としてよく使われています。

ここで僕が大事だと思っているのが、

「テクニカルは、自分だけが見ている線より、多くの市場参加者が意識している線の方が意味を持ちやすい」

という考え方です。

たとえば、多くの投資家が50日線付近を押し目の候補として意識していれば、その付近で買い注文が増えることがあります。

その結果、50日線付近が支持線のように機能することもあります。

200日線も同じで、長期的な節目として意識されることがあります。

もちろん、

「みんなが見ているから必ず反発する」

という話ではありません。

簡単に突き抜けることもあります(笑)

僕にとって50日線と200日線は、株価を予言する線ではなく、

「市場参加者が意識しそうな場所を探すための目印」

という感覚に近いです。

僕は50日線で打診、200日線で資金再投入を考える

では、僕が実際に50日線と200日線をどう使っているのか。

基本的な流れはかなりシンプルです。

まず、チャートを見て銘柄を選んでいるわけではありません。

先に決算を見ます。

決算が良くて、今後も持ちたいと思った銘柄が、その後に調整して50日線付近まで下がってきた。

そこで僕は、最初の打診買いや買い増しを考えます。

いきなり予定している資金を全部入れるわけではありません。

50日線は反発することもあれば、そのまま割って下がることもあるからです。

そして、50日線を割ってさらに下落し、200日線付近まで来た場合。

決算や会社の状況をもう一度確認して、最初に買った理由が崩れていなければ、残していた資金を再投入することを考えます。

僕のイメージとしては、

50日線
→「そろそろ買ってみようかな」

200日線
→「まだ投資する理由が変わっていないなら、残していた資金を入れるか考えよう」

という感じです。

もちろん、200日線まで下がったから自動的に買い増すわけではありません。

業績悪化や悪材料が原因で下がっているなら、話はまったく別です。

大事なのは、

「株価が下がったから買う」のではなく、
「買いたい会社の株価が、自分の待っていた場所まで下がってきたから検討する」

という順番です。

僕はその「待っていた場所」を考える材料として、50日線と200日線を使っています。

出典:TradingView

上のチャートは、HWM(Howmet Aerospace)の日足チャートです。

赤が50日SMA、黄色が200日SMAです。

こうして見ると、上昇トレンドが続いている銘柄でも、途中で50日線付近まで調整する場面があります。

僕が50日線を意識するのは、こういう場面です。

ただし、「50日線まで来たから買う」というわけではありません。

僕の場合、順番はあくまで、

「決算を見る → 持ちたい銘柄を決める → 株価が押してくるのを待つ」

です。

そのうえで50日線付近まで来たら、打診買いや買い増しを考えます。

さらに株価が下落して200日線付近まで来た場合は、残していた資金を再投入する候補になります。

ただ、ここでは一度立ち止まります。

200日線まで下がるということは、単なる調整ではなく、何か別の理由で売られている可能性もあるからです。

決算はまだ良いのか。
会社に悪材料は出ていないか。
最初に買おうと思った理由は崩れていないか。

そこを確認してから、追加するかどうかを考えます。

つまり僕にとって、

50日線は「買いサイン」ではなく、最初に資金を入れるか考え始める場所。

200日線は「絶好の買い場」ではなく、投資する理由をもう一度確認したうえで、残していた資金を入れるか考える場所です。

移動平均線だけで売買を決めない

昔の僕はMACDなどのテクニカルを見ながら売買していました。

そして普通に負けました(笑)

今は考え方がかなり変わっています。

テクニカルで「上がりそうな株」を探すのではなく、まず決算を見て会社を選ぶ。

その会社の株価が下がってきたときに、

「どこなら買ってみようか」

を考えるためにチャートを見る。

50日線や200日線、支持線や抵抗線なども、その判断材料の一つです。

テクニカルは未来を当てるものではありません。

でも、多くの市場参加者が意識する価格帯を考えたり、自分が焦って高値を追いかけないための目安には使えます。

まとめ:僕が見ている移動平均線は50日と200日

移動平均線にはたくさんの種類がありますが、僕が基本的に見ているのは50日SMAと200日SMAです。

50日線では、決算が良い銘柄が押してきたときの打診買いや買い増しを検討する。

さらに200日線まで下落したら、下落理由や決算をもう一度確認して、残していた資金を入れるか考える。

これが今の僕の使い方です。

もちろん、この方法なら勝てるという話ではありません。

50日線も200日線も普通に割れます(笑)

だからこそ僕は、移動平均線を「買えと教えてくれる線」ではなく、

「自分がどこで買うかを考えるための目印」

として使っています。

コメント